炭化させた玉ねぎパン粉の香ばしさ、中のいぶりがっこの食感とフォアグラの旨味!
絶品です💛
二つ目は、ワカサギのフリット
小ぶりながらうまみの強いワカサギを、さっと揚げた一品。ワインのあてにピッタリです🍷
3つ目が、ホタテとりんごのソース仕立て
ホタテをりんごと合わせるとは、フレンチらしいですよね。
貝柱とりんご、どちらも食感の主張がしっかりしているので、お口の中で長い時間美味しさを楽しめます。
そしてこれらに合わせる1杯目のワインがこちら
Frédéric MALÉTREZ Réserve Brut 1er Cru(2016)
フランスのシャンパーニュ地方で作られたスパークリングで、甘みは少なくキリっとしていて、濃厚な前菜によく合います^^
続いて、二品目!いわき産あん肝のテリーヌ、素揚げしたゆり根
あん肝ってなぜこんなに美味しいのでしょう...
テリーヌにすると、一口で甘み、苦みを同時に味わえます。
そして、テリーヌの上にはエビの殻のジュレがかかっていて、香ばしさも添えてくれ奥深い味わいの一品になっています。
合わせますは、こちらのオレンジワイン
甲州 F.O.F (2018)
F.O.Fとは、fermented on Skins(果皮ごと発酵)の略で、通常白ワインでは廃棄する皮や種ごと発酵させたオレンジ色のワインです。
その見た目とは裏腹に、味はとってもサッパリ!
皮や種を入れることで、通常の白ワインにはあまりない渋みも感じられます。
さて、三品目のお料理は、はまぐりと自家製JAPAN Xベーコン、菜の花のあんかけ仕立て
はまぐり×JAPAN X、動物性と植物性のグルタミン酸の相乗効果で、とろみがかったスープが何とも美味しく、高級感あふれるお出汁を感じられます。
そして、そのスープに浸した菜の花をいただくともう最高です。
これは絶対に白ワイン!ということで、合わせますはこちら^^
Guffens Heynen Mâcon Pierreclos En Crazy (2016)
ドライでさっぱりとした、癖のない白ワインでした。食材の味を引き立ててくれます^^
さてさて、四品目はフォアグラとふきのとうの仙台味噌ソース
このお料理、なんとも驚きなのが、このチップス状になっているものがふきのとうなんです!
緑の蕾の部分で色合いも綺麗に。
肝心のお味ですが、まず初めにフォアグラ、続いて仙台味噌、最後にふわっとふきのとうのさわやかな苦みが広がるという、計算されつくしたお料理。圧巻です。
苦みの強いふきのとうを薄くチップスにすることで、フォアグラとけんかすることなく見事に一つにまとまっています^^
合わせますは、こちらのワイン
PAZO de Villarei
スペインの白ワインは初めてです!
アルバリーニョというブドウの品種、かなりフルーティーでした。
続いて五品目は、鰆とうるい、春菊ソース
こちらはソースに春菊を使っていて、とってもさわやかでほんのりとした苦みがたんぱくな鰆を引き立てます。
さらに、東北地方の春の山菜「うるい」は今回初体験!
セロリのようなシャキシャキとした食感で、苦みはほとんどなく、食べやすい山菜です^^
そして、六品目が、蝦夷鹿のロースト、ビーツのソース
鹿はとっても高たんぱく低脂質、なのに旨味がすごいんです!
私は割と噛み応えのあるお肉が好きなので、鹿肉やラム肉をメインで出していただくお店によく行きます。
しっかりとした肉質のお肉は、噛めば噛むほど旨味を堪能できます!
さらにビーツのソースは程よい酸味と甘みのバランスで、お肉料理ですがぺろりといただけちゃいます✨
このお肉に合わせますは、もちろん重めの赤ワイン!
L' Arco Rosso del Veronese (2016)
イタリアのヴェネト地方の赤ワイン、重すぎず、フルーティーで飲みやすかったです♡
最後、デザートは2皿。
一つ目はこちらの、酒粕のソルベに柚子の皮を削り振りかけた一品
酒粕の独特な癖のある風味、ソルベにするといいアクセントに^^
柚子の香りが広がります。
もう一皿は、パンナコッタとバスクチーズケーキ♡
スイーツ好きの女子には嬉しいですよね❣
デザートのお供には、こんな素敵なレモングラスのお茶まで!
サイフォンって、一瞬で沸くから、その瞬間を見たくてジーっと眺めちゃいます(笑)
以上、Graalさんのレポートでした!
仙台の隠れモダンフレンチ店として大人気ですが、優しい雰囲気の料理長さんとソムリエさんが出迎えてくれ、素敵なひと時を過ごせます。
そして、今回は8000円のコース料理と一緒に、5800円のワインのペアリングをつけてもらいました。
ソムリエさんに選んでもらうと、自分の好みや料理との相性から、今まで出会ったことのない一本に出会えることも多くあります。
ワインも人も、一期一会の出会いですね♡
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回、お楽しみに❣